2017年07月22日

けっして忘れたくないこと

 この病気の症状としての苦しみは、リアルな感情とは違う。

 死と背中合わせな抑うつ、天地がひっくり返るようなパニックや異常な高揚感とか、すごい感情的に思えても、何かリアルなものに反応したり心で渦巻く「感情」とはまた違う。

 きわめてバーチャルな(病気が生んだという以外に存在している根拠がない)「つらい、つらい環境」という言い方の方が適切かもしれない。その中に閉じ込められて、二次的な反応して焦りやもどかしさを感じるかもしれないけど、一時的な症状は、例えば涙を流すとしても、ほんとに胸が熱くなって涙するとかいうのとは違う、異質なもの。
うつで体が動かないというのも気持ちとしてのめんどくささ、体のだるさとはまた次元が違う。

 調子に余裕が少し戻ってくると、ほんとに涙したり、ほんとにめんどくさく思えることがあると、何て贅沢な感情なんだろう、と思うほど。

 でも、リアリティから離れた、病的環境にずっといると、とてもリアルに恐ろしい。例えて言うなら、社会が宇宙船だったら、脱出ポッドから追い出されて、宇宙船が遠のいていく中で、どうしもようもないのに浮遊しながらひたすら焦ってあがいているような。

 第一に、何もリアルに悲劇や変化が生活で起こっていなくても、そんなつらい環境が長期的に強制されること自体、なかなか周囲に理解されないし、知識や常識レベルで理解を求められるのが難しい病気だと思う。

 でもそれ以前に、症状そのものの異質さは、人から、さらに言えば自分の生身な感覚からさえ、肌から引きちぎられたような孤独感に直結する病気だと思う。

 だから、同病者と出会った時の感動は、感情以上のものでした。そこにある孤独からの解消、共鳴というのは、自分の中の生きている感覚を呼び起こすような力があった。これほどにない生きた感情です。

 本当に、仲間とのつながりは、貴重だと思います。最近、うつが長引いて思い出した大事なこと。けっして忘れたくないこと。
                         りさ




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posted by 徒然 at 21:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

みなさんの癒しになれば、、、、、

カサブランカが咲きました。

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魚夢
posted by 徒然 at 07:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記